わたしは寝るときに言う、『いつ起きるだろうか』と。 しかし夜は長く、暁までころびまわる。
あなたが心にいだく恐れと、目に見るものによって、朝には『ああ夕であればよいのに』と言い、夕には『ああ朝であればよいのに』と言うであろう。
あなたはわたしのまぶたをささえて閉じさせず、 わたしは物言うこともできないほどに悩む。
彼らは夜を昼に変える。 彼らは言う、『光が暗やみに近づいている』と。
「苦しみをうけ、あらしにもてあそばれ、 慰めを得ない者よ、 見よ、わたしはアンチモニーであなたの石をすえ、 サファイヤであなたの基をおき、
わが魂は夜回りが暁を待つにまさり、 夜回りが暁を待つにまさって主を待ち望みます。
わたしは夕日の影のように去りゆき、 いなごのように追い払われます。
わたしは嘆きによって疲れ、 夜ごとに涙をもって、わたしのふしどをただよわせ、 わたしのしとねをぬらした。
夜はわたしの骨を激しく悩まし、 わたしをかむ苦しみは、やむことがない。